【プレスリリース】【展示会】段取り替え自動化ロボット “ORIGAMI”& ATC対応スピンドルカメラ (株)DMG森精機の伊賀イノベーションデーにて展示

段取り替え自動化ロボット “ORIGAMI”&
ATC対応スピンドルカメラ
(株)DMG森精機の伊賀イノベーションデーにて展示

会期:2019年7月9日(火)〜13日(土)

㈱入曽精密 / ㈱微細切削加工研究所

㈱入曽精密、㈱微細切削加工研究所は、立形3軸MC機を金属切削3Dプリンター化する「段取り替え自動化ロボット“ORIGAMI”」とATC対応スピンドル装着型カメラ「VISION TOOL」を、(株)DMG森精機のプライベートショーである「伊賀イノベーションデー」にて展示致します。

名称:DMG森精機「伊賀イノベーションデー 2019」
会期:2019年7月9日(火)〜13日(土)10:00~17:00
会場:DMG森精機株式会社 伊賀事業所(三重県伊賀市御代201)
https://www.dmgmori.co.jp/sp/iga/iga2019/

“ORIGAMI”とATCカメラは、立形3軸MC機「CMX600v」に搭載され、実際にデモ加工を行なっている様子をご覧いただけます。両ユニットともマシニングセンタ側の加工プログラムと一体化したプログラムコードで稼働し、技術者が簡単に操作できます。会場では“ORIGAMI”で実際に加工した医療用手術支援ロボットのアーム先端部分である“マイクロ鉗子”の部品と稼働展示もご覧いただけます。

マイクロ鉗子

“ORIGAMI”は既存の立形3軸MC機に後付け搭載が可能です。ORIGAMI本体の内部構造は、付加2軸制御ユニットが2台並列に設置され(4軸)、片方のユニットは水平制御(1軸)を持つことで5軸制御構造になっています(特許申請中)。さらにその水平移動する付加二軸機側には加工ワークの形状に倣った特殊冶具の成形が可能な機構を持たせました(特許取得済)。これにより人手で段取り替えを行うことなくワークの全面加工が数値制御だけで行うことが可能となり、人手での段取り替えによる精度のばらつきを防ぎ、不可能だった加5mm~0.1mmサイズのハンドリングが難しい部品加工に威力を発揮することで微細な部品を活用した様々な製品の普及を支援してまいります。

“ORIGAMI”は2020年から、ATCカメラは2019年後半からの本格販売開始を予定しています。

ORIGAMI

ATCカメラ

 

【連絡先】
㈱微細切削加工研究所/㈱入曽精密
代表者  代表取締役 斎藤清和   広報担当 内田研一
所在地 〒358-0033 埼玉県入間市狭山台4ー6ー7(武蔵工業団地)
TEL 04-2934-4650(代表) FAX 04-2934-4630  Email info@bisai-cutting.com
*㈱微細切削加工研究所は株式会社 入曽精密の研究開発部門を別法人にした会社です。

【採択】医療補助ロボット向けディスポーザブルマイクロ鉗子製品の開発

「医療補助ロボット向けディスポーザブルマイクロ鉗子製品の開発」が
先端産業創造プロジェクトの令和元年度先端製品開発費補助金に採択されました。
平成32年2月末完了予定です。

共同開発体構成員:リバーフィールド株式会社

概要
今後市場拡大が予想される医療補助ロボット分野では、機材を媒介にした感染症防止とコスト抑制の両立が急務となっています。
そこで、㈱入曽精密の開発したワーク自動持ち替えロボットORIGAMIを活用し、医療補助ロボットのアーム先端の鉗子部品をディスポーザブル化するプロジェクトを実施します。
これにより、患者に触れる部分を使用後、破棄できるようにし、クリーンさを保ちます。

開発内容
従来、マイクロ鉗子部分は、可動軸を複数持ち品形状も複雑で製造組み立てコストがかさむため、使い捨ては困難でした。
今回、ORIGAMIを活用することで、マイクロ鉗子に必要な数mm以下の複雑形状部品を小ロットで安価に生産可能となります。
また 部品組立には同じく株式会社微細切削加工研究所で開発したマイクロ・パーツハンドリグシステムを用いることで、 効率的な組み立てが可能となります。

埼玉県先端産業創造プロジェクト>令和元年度先端製品開発費補助金の採択企業を決定しました!
https://www.pref.saitama.lg.jp/leading-edge-project/news/archives/271.html

【展示会・微細EXPO】1月16~18日出展

【展示会・微細EXPO】1月16~18日、入曽精密と微細切削加工研究所は微細EXPOに出展し、ORIGAMIとAMATERASU-ATCで加工したサンプルなど紹介させていただきました。

■ 微細加工EXPO 2019】 ⇒

【開催展名】第9回 微細加工 EXPO
【会期】2019年1月16日 [水] ~ 18日 [金]
10:00~18:00(最終日のみ17時まで)
【会場およびブース】東京ビッグサイト 東3ホール 微細加工工業会共同出展ブース内

■切削加工段取り自動化ロボット“ORIGAMI”で加工したサンプル
⇒D4コーナー 微細切削加工研究所へ

■上記ORIGAMI加工サンプルで活用したスピンドル装着カメラ"AMATERASU-ATC"
⇒A1コーナー 入曽精密 へ

ご予約やご質問は、お問い合わせよりご連絡ください。

【展示会フォローアップ】「DMG MORI e-ニュース」に、弊社にて開発中の、既存設備(MC)の自動装置化を可能にする「ORIGAMI」が紹介されました。

【展示会フォローアップ】「DMG MORI e-ニュース」に、弊社にて開発中の、既存設備(MC)の自動装置化を可能にする「ORIGAMI」が紹介されました。
ORIGAMIの特徴は、以下3点です
1.ワーク持ち替え機構、独自の軸構成を持った世界初の装置(特許取得済み、特許申請中)
2.製造技術の“空白領域”と呼ばれている1mm以下の部品加工を容易にする装置
3.既存の製造設備に後付で搭載可能な装置

■DMG Moriニュース "ご使用の設備でも取付可能!小型ワークの自動持ち替えシステム「ORIGAMI」"
https://www.dmgmori.co.jp/theme/movie/id=4015

【展示会】 11月1日から6日まで JIMTOF(第29回国際工作機械見本市)

【展示会】 11月1日から6日まで、東京ビッグサイトにて、JIMTOF(第29回国際工作機械見本市)が開催されます。東8ホールの森精機様ブースでは、立型MC機のためのワーク自動持ち替えシステムORIGAMIのデモが実施されています。西1ホールW1052の日進工具様ブースでは、世界最小ユニバーサルジョイントを使用した蝶型ロボットが紹介されます。

【書籍紹介】日経BP社「世界が驚く日本の微細加工技術 ~ IoT・AI・超ハイテク産業を支えるニッポン中小企業の全貌~」

【書籍紹介】 日経BP社「世界が驚く日本の微細加工技術 ~ IoT・AI・超ハイテク産業を支えるニッポン中小企業の全貌~」に、入曽精密の齋藤社長が監修協力しております。(日経クロステック電子版記事のリンクはこちらから>> 著者:船井総合研究所ファクトリービジネス研究会 出版社: 日経BP社 執筆協力:微細切削加工研究所 購入サイト(Kindle版あり) https://www.amazon.co.jp/dp/B07GRN5S91/